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最近、ファーウェイに関するニュースが多く出てますね。危険視して、ファーウェイ包囲網が世界で出来つつあります。近い将来、展開される5Gの携帯通信網を始めるに当たり、ファーウェイ製品を危険として取り扱わないとする動き。
そもそも何をもって危険と見なしているのかが気になるところでしたので、色々と調べてみた所、中国当局からのスパイ行為に関与しやすいのではないかといった懸念材料とされています。
確かに、まだまだ閉鎖的なイメージの強い中国ないし中国政府自体謎に包まれていて不透明な部分はあるのでそういった懸念が生まれるのは当然の事に思います。
ただ、これは急激に成長しているファーウェイないし中国企業に対しての牽制ではないかとも思います。
中国や韓国、インドの成長ぶりの話題を聞くと私はどうしても映画のBack to the futureを思い出します。
映画の中で1955年のドク博士がタイムマシンの故障した部品を見て「なんだ、日本製じゃないか。だから壊れるんだ。」と言ったのに対し、1985年から来た主人公が、「何言ってるんだい、良い物はみんな日本製だよ。」と言い、それを聞いた博士が「信じられない。」と言うシーン。
これは1955年から1985年の間に日本が急成長を遂げ、世界の認識が変わった事を象徴するシーンです。
かつての日本がそうだったように、はじめは粗悪品と笑われていた国の製品が輸入・製造などで徐々に力をつけ、ついには世界の頂点に立つという流れ。これは正直、今の韓国や中国、インドでもできつつあります。これは一種の時代サイクルですよね。
そう考えると、力を付けてきた国・企業に対し圧力を加えるのは当然のように日常行われていますので、何も驚くことはないのですが、それだけすでに大きくなりつつある故。ではなく、すでにそれだけ大きくなってしまったのだと考えた方がいいかなと思います。
起業にもサイクルがあり、成長期・停滞期・低迷期を繰り返します。中国などは今が成長期ですよね。日本はどちらかというと成長期・停滞期を過ぎ、低迷期を迎えています。
一番、大変で難しい時期です。なので、特に動向に注目していきたいと考えてます。
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